マンデビラ(デプラデニア)
マンデビラ(デプラデニア)
久下 建明
真夏の燦燦たる強い陽射しに映えるグリーンの葉に純白の大きな花を咲かせるマンデビラ、木製のトレリスやラティスには、縦横に伸びたつるがボリューム感があってテラスや玄関先を華やかにしてくれる。朝顔とちがって力強さもあり、花色も白・赤・黄・ピンクとさまざまである。数年前まではデプラデニアという名前が一般的で、やっとマンデビラという名前が定着してきた。キョウチクトウ科の常緑つる性草木で、熱帯アメリカを原産地に約100種分布している。つる性植物であるが、3mぐらい伸びる種類もあり、あまり伸びない種類もありどんな仕立てで楽しむか、により購入する品種が変わるので注意が必要。できたら幅広いラティスに色の異なる複数の株で立体的で広がりのある豪華な花の壁を是非とも今夏に演出してはいかがですか。
○ 主要な品種
・ アモエナ・ローズジャイアント ローズピンクの美しい径10㎝ぐらいの大輪の花を
咲かせる、咲きはじめの頃は淡いピンク、開花するにしたがって濃くなる。
・ アモエナ・ルビースター ルビーのような鮮やかな赤の美しい品種
・ アモエナ・ホワイトデライト 名前はホワイトであるが、淡いピンクの代表的な品種。
サントリー・サンパラソルと同系である。
・ ボリビエンシス・サマードレス 径5㎝程度の純白の花を咲かせる品種。つるが
あまり伸びないタイプなので小ぶりな仕立てに向いている。
・ オドンタデニア・サマーブーケ レモンイエローの小型の花を付ける品種で暑さ
に強い、厳密にはマンデビラではない。サマードレスと同じく小ぶりな仕立てが
良い。
・ サントリー・サンパラソル サントリーが開発した園芸種で、純白の大輪の花を
咲かせる。従来種に比べてつるが2から3mにまで伸び、秋までつぎつぎと
花を咲かせる屋外専用品種。
・ その他アリスデライト、ベストレッド、クリアスカーレットなどの新しい品種も
続々開発されている。
○管理方法
・ 置き場所 陽の光が大切で、半日以上日光が充分に当たる場所に置く。日当た
りの良くない所に置くと花が咲かなかったり、生育不良で葉が黄色くなったり
する。寒さには弱いので11月頃には出来たら屋内に置く。
・ 水遣り 春から秋には土の表面が乾いたらたっぷり水を与え、梅雨期や冬場に
水はほとんど与えずに乾燥気味にする。
・ 肥料 植え付け時に元肥を与え、追肥は窒素を多めの液肥を月に2、3回与える。
・ 用土 水はけの良い土が良く、赤玉土4、腐葉土6の比率で混ぜた土が最適である。
・ 開花中の手入れ 咲き終わった花はこまめに取り除く。長く伸びたり、脇から出て
きた不要なつるは切り戻す。伸ばし過ぎると、花が咲きにくくなる。秋には長く
伸びたつるを切り込んでやれば翌年の花付きがよくなる。
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